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外壁塗装・外壁の種類4 RC(鉄筋コンクリート)

外壁塗装・外壁の種類4 RC(鉄筋コンクリート) 

当店は塗装なので様々な塗料を把握しています。
ですが塗装する下地の種類、構造なども把握していないと適切な塗料の選択が出来ません。大方には4種類ありまして簡単に紹介します。
第4弾の RC(鉄筋コンクリート)編です。

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(画像はお借りしました)

RCとは鉄筋コンクリートの略で、コンクリートでは圧縮強度には強いが引っ張り強度にはよわく
鉄筋は引っ張り強度には強いが圧縮強度には弱い、その弱い部分を補う為に
コンクリートと鉄筋を組み合わせことによって、非常に強固な物性を出すことができます。橋桁やトンネル、高速道路の構造物などに多く使われているのはその為です。

コンクリートの主成分は、セメント、砂、砂利、水を一定量混ぜ合わせたものです。 鉄筋は、主にRCで使われる鉄筋は異形鉄筋と呼ばれるものが使用されます。

RC(鉄筋コンクリート造)とは RC(鉄筋コンクリート造)を簡単に説明すると、文字通り鉄筋とコンクリートを組み合わせている構造の建物です。RCとは「Reinforced Concrete」の頭文字を取ってあり、翻訳すると「強化コンクリート」となります。すなわち圧縮に強く、引張に弱いコンクリートを鉄筋によって補強している建物ということになります。 一般的に10階建て未満のマンションを建てる場合に多く用いられる構造でしたが、近年では高強度のコンクリートが開発され、高層マンションの構造などにも用いられるケースが増えてきています。

SRC(鉄筋鉄骨コンクリート造)とは SRCとは「Steel framed (encased) Reinforced Concrete」の頭文字をとっており、RCと違い柱や梁などを鉄骨で組み上げてあり、その周りに鉄筋を配置しコンクリートを流し込んでいる構造のことをいいます。 強度や耐震性などの面でRCよりも優れているとされており、10階建て以上の高層マンションや超高層マンションなどの建築に用いられる場合が多くあります。

RCやSRCは防音性に優れているので一般の木造(アパート)や軽量鉄骨(ハイツ・コーポ)などの賃貸物件に比べるとRCやSRCの防音性能はかなり高いと言えます。

劣化の症状

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躯体中の鉄筋がコンクリートのひび割れ、中性化(アルカリ性→中性)などが原因で、腐食し錆びることにより、堆積が膨張し周囲のひび割れを更に誘発させながら最終的に欠落させてしまう症状が爆裂・欠損になります。
コンクリートの乾燥収縮から起こるひび割れと、躯体の歪などから起こるひび割れの2通りあります。 違いは前者は非常に軽微なひび割れ(ヘアークラック)、後者は比較的大きなひび割れとなります。 ひび割れの選別は施工業者の判断基準によるところが多いですが、主にクラックスケールでひび割れの巾を計測し、0.3mm(または0.5mm)未満のひび割れを軽微なひび割れ、0.3mm以上(または0.5mm以上)のひび割れを大きなひび割れとする場合が多いようです。特に注意すべきひび割れは後者のひび割れ(比較的大きなひび割れ)となりまして、発生している場合は漏水リスクが高くなります。 簡易的な補修ではなく適切な補修を行うことが望ましいです。

塗装に関するまとめ

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新築時には鉄筋コンクリートの上にモルタル左官を行い通常の塗装する場合とコンクリート打ちっぱなしの風合いをそのまま生かす撥水剤の保護塗装とあります。

塗装されている外壁は通常通りに塗装、塗り替えします。当然、状態にあった下地処理を適切に行う事が大事になります。

コンクリート打ちっぱなし風合いをそのままで塗替えを行う場合は撥水剤の塗装で保護(塗替えの場合は汚れなどが付いていますので落ちない汚れは付いたままです)とカラー工法とカラー+グラデーション工法(打ちっぱなしの模様を付ける)の3種類ありますので、状態、予算によりお選び頂けます。

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