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外壁塗装工事の工程
住宅における外壁の塗装工事、塗替え工事工程詳細です。
下地処理・洗浄の工程を終えるとやっと外壁の塗装工事に入ります。
出来るだけ丁寧に施工する事と現状、用途、環境にあった
材料、仕様の選択と上塗材の性能をフルに発揮できる下塗の施工がポイントになります。
下地の処理はブログの下地処理・シーリング工事を参照して下さい。
外壁塗装前に下地処理
シーリング工事(サイディング)
高圧洗浄




壁面に付着している埃や汚れ、チョーキング(白い粉がふく現象)等を洗い流します。
塗装物のほかにも窓、網戸、土間や塀などもついでに洗います。
ほぼ1日仕事になりますので、ついでにあちこち綺麗にしますよ(^^♪
年末に塗装工事を行った現場の奥様が年末の外部の掃除はしなくてよくなって 喜んでおられました。
養生(ビニール貼り)

汚れてはいけない箇所にビニール等を貼る工事を養生といいます。
しっかり貼らないと風でばさばと音がうるさかったり、床の場合はひっかかって破れたり
つまずいたりしないように注意して施工します。
外壁 下塗り塗装


塗装の1回目はシーラー、下地調整材フィラー等の接着剤のような物
(実際は付着性向上剤)を塗装します。
シーラーは付着性に特化し、厚みは付きません。
下地調整材は付着性+厚みをつけることが出来ます。
様々な塗料がありますので、状況、用途によって使い分けます。
*当店では下塗材を2回塗りしたり、シーラー+フィラー厚塗りなどをよく提案、施工します。
下塗りを完全に健全にすると高品質、高耐久の塗装が可能です。
塗料自体が上塗と比べて安価なので費用対効率も良くなり上塗材の性能も100%発揮できます。
*また弱溶剤系の上塗塗料の場合は状態が良ければ下塗不要の上塗2回塗りで仕上可能な場合があります。
外壁 上塗り塗装


上塗材を希釈率、塗布量を守るようにして丁寧に2回塗りします。
希釈率、標準塗布量はカタログに記載されていますので確認してください。
量りを使用するか、ペン缶の内容器の目盛りで量ります。
近年は飛散事故のリスク回避の為、ローラー、刷毛による手塗りが一般的になっています。
掃除、手直し


どうしても養生テープを剥がした際に塗料のにじみなどがあり、掃除、手直しを行います。
窓回りなどはハウスメーカー等の要チェック箇所になっていますので、
比較的きちんとする業者が多いようです。ですが普段は見えない箇所をチェックしてください。
施主様が塗り替え時に塗装のことを良く調べるようになり、
希釈率、標準塗布量の問題はかなり改善されているようですが、< 念の為のにもチェックしてください。
来ている職人さんに材料の1缶の塗布量の目安を聞く事も良いかもしれませんね。
一般的な住宅の場合の外壁100㎡~150㎡(大きいと200㎡)ですと
塗るだけであれば3回塗りを 頑張れば2.3人1日で終わるかどうかくらいですが、
塗り重ね乾燥時間(薄塗り・気温20度で2~3時間が目安)と 外壁塗装の金額面からも
2~3日かけて丁寧に塗装します。
1度とあるお客様から電話があり
家の塗替えの職人があなた達の2倍以上のスピードで外壁を塗っているの!大丈夫?!
あなたが施工したお向かいの工事を見ていたから
(賃貸物件は工事させてもらいましたがお家は息子さんの仕事の都合で別業者が施工)
黙っているよりちゃんと確認していると分かってもらった方が良いので、
塗り忘れ箇所は手直しを指摘するようにアドバイスしました。
普通は大体こんなものですし、大規模塗装工事をメインとする方は顕著です。
15年は持って欲しい。長持ちする塗装をすると
気持ちを込めてきちんと塗装しようと思えばスピードは関係ないです!(^^)!
神戸、明石、三木での外壁、屋根塗装はタケムラ塗装にお任せください!!
職の達人を目指す、本物の職人による高品質、高耐久の住宅塗り替えを提供します。
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